
マイホームを購入するとき、多くの方が利用する住宅ローン。でも、「審査が厳しそう…」「自分でも通るのかな?」と不安になることもありますよね。今回は、住宅ローンの審査基準について、やさしく解説します!
1. 住宅ローン審査で見られるポイント
住宅ローンの審査では、大きく分けて「返済できるか」と「信用できるか」の2つがチェックされます。
(1) 収入と返済負担率
銀行は「この人はきちんとローンを返せるかな?」と考えます。
そのため、まずチェックされるのが収入と返済負担率です。
✅ 返済負担率とは?
→ 年収に対して、住宅ローンの返済額がどのくらいの割合を占めるかを示すもの。
例えば、年収500万円の人が年間のローン返済額100万円なら、返済負担率は20%。
多くの銀行では、25~35%以内が基準とされています。
✅ 安定した収入が大事!
収入があっても、毎月バラつきが大きいと審査に通りにくくなることも。
会社員は比較的有利ですが、自営業やフリーランスの場合は、直近2~3年分の確定申告書を求められることが多いです。
(2) 勤務先と勤続年数
「この人は今後も安定して働けるかな?」を判断するために、勤務先や勤続年数も見られます。
✅ ポイントはここ!
• 勤続年数が長いほど有利(最低でも1~3年以上が望ましい)
• 大企業や公務員は評価が高い
• 転職直後だと審査が厳しくなることも
ただし、転職しても収入が安定していればOKなケースもあります。
(3) 過去の借入・信用情報
「この人はこれまでお金をきちんと返してきたか?」も重要なポイント。
✅ 信用情報とは?
クレジットカードやカードローンの支払い履歴のこと。
過去に延滞(61日以上)や債務整理をしていると、審査が厳しくなります。
✅ 他の借入にも注意!
• 車のローン
• クレジットカードのキャッシング
• スマホの分割払い(これもローン扱い!)
これらの借入額が多いと、住宅ローンの審査に影響することも。
審査前に、不要なローンを完済するのも一つの対策です!
2. どんな人が審査に通りやすい?
まとめると、住宅ローンの審査に通りやすいのはこんな人!
✅ 年収に対して無理のない借入額(返済負担率25~35%以内)
✅ 安定した収入があり、勤続年数が長い
✅ 他の借入が少なく、信用情報に問題がない
「今の自分はどうかな?」と気になる方は、事前審査を受けてみるのがおすすめ!
銀行やネット銀行では、無料で事前審査をしてくれるところもあります。
3. もし審査に落ちたら?
もし審査に通らなかった場合も、まだ方法はあります!
✅ 借入額を減らす(頭金を増やす)
✅ 他の銀行で申し込む(銀行によって基準が違う)
✅ 共働きなら「ペアローン」や「収入合算」を検討
また、信用情報に問題がある場合は時間をかけて改善することも大切。
過去の延滞記録は5年~10年ほどで消えるので、焦らず準備しましょう。
まとめ
住宅ローンの審査は、収入の安定性・借入状況・信用情報などを総合的に判断して行われます。
「無理なく返せるか」「信用できるか」を意識しながら、事前に準備しておくとスムーズに審査を通過しやすくなりますよ!
マイホーム購入に向けて、しっかり準備していきましょう!