【丹波篠山市】農地売買のポイントと最近の動き

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2025年03月15日

【丹波篠山市】農地売買のポイントと最近の動き

【丹波篠山市】農地売買のポイント

こんにちは!今回は丹波篠山市の農地売買について、わかりやすく解説します。農地を売りたい方・買いたい方、また農業の未来に関心がある方はぜひ参考にしてください。



1. 丹波篠山市の農地売買の基本ルール


● 都市計画区域未線引とは?


丹波篠山市は「都市計画区域未線引(としけいかくくいき みせんびき)」の地域がほとんどで、都市計画による開発制限が比較的ゆるやかです。

ただし、未線引区域でも農地法や農業振興地域制度の影響を受けるので、「どこでも自由に売買できるわけではない」点に注意が必要です。


● 農業振興地域と農地売買の関係


農地には、「農業振興地域(農振地)」に指定されている場所があります。これは「農業を優先的に守るエリア」なので、原則として宅地や資材置き場にはできません

ただし、農振除外(のうしんじょがい)の手続きをすれば、用途変更が可能になる場合もあります。


● 農地法の地域計画と売買の注意点


最近は、国の政策で新しい農地法の地域計画が進んでおり、「農地をどのように維持・活用するか」が見直されています。

そのため、以前はスムーズに売買できた農地でも、新しいルールが適用されることがあります。


✅ 売る前・買う前にチェックしたいこと

1. 農振地かどうか → 変更可能か確認

2. 農地の区分(第1種、第2種など) → 転用の可否を判断

3. 購入者が農家かどうか → 農地取得の要件を満たすか確認

2. 高額な農機具の買換え問題


農業を続けるためには、トラクターやコンバインなどの農機具の維持・更新が不可欠です。

しかし、新品の農機具は非常に高額で、例えばトラクターは300万円~1000万円以上することもあります。


● 農機具購入の負担を減らす方法


✅ 補助金・助成金を活用する

・「農業次世代人材投資資金」

・「機械リース補助制度」

など、自治体や国の支援制度があります。


✅ 中古農機具の活用

新品よりもコストを抑えられるため、中古市場も要チェック!


✅ シェアリング・レンタルを活用

近年、農機具シェアリングサービスが普及し、必要なときだけ借りるという選択肢も増えています。

丹波篠山市の農地

3. 担い手不足と農地の未来


丹波篠山市でも農業の担い手不足が深刻化しています。

農地を守るためには、次のような取り組みが求められています。


✅ 「農地バンク」の活用

農地を貸したい人と借りたい人をマッチングする制度。売買以外にも「貸す」という選択肢が広がります。


✅ 企業や新規就農者の受け入れ

地元農家だけでなく、都市部からの新規就農者や企業の参入も増えてきています。農業法人との連携も注目されています。


✅ スマート農業の導入

AIやドローンを活用したスマート農業が進めば、担い手不足をカバーできる可能性もあります。



まとめ


丹波篠山市の農地売買は、農地法や農業振興地域のルールを理解することが重要です。

また、高額な農機具の買換えや担い手不足の問題もあり、売買だけでなく「貸す」「活用する」という視点も大切になっています。


農業を続ける方、農地を手放したい方、新たに農業を始めたい方、それぞれにとって最適な方法を考えながら、地域の農地を活かしていきましょう


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