【丹波篠山市】農家じまいのお話し – 後継者がいない農地の整理

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2025年03月16日

【丹波篠山市】農家じまいのお話し – 後継者がいない農地の整理

【丹波篠山市】農家じまいのお話し

こんにちは。今日は、最近お手伝いした「農家じまい」のお話をご紹介します。


先日、お客様からご相談をいただきました。


「父が亡くなり、実家の農地をどうすればいいかわからないんです…。」


お話を伺うと、ご相談者様は嫁に行かれた娘さんお一人で、ご実家を継ぐ予定はありません。まだ体の弱い母がいるので実家の宅地と建物は残したいけれど、農地や雑種地は管理が難しく、手放したいとのことでした。


農地を売るにはいくつかの手続きが必要になります。特に、農地はそのままでは一般の方には売れず、農地法の許可が必要になります。また、農地を宅地などに変更(転用)する場合は、市役所や農業委員会の確認も必要になります。


そこで、今回は以下のような流れでお手伝いしました。


農地の整理手順

1. 農地の現状を確認

 ・どのくらいの面積があるか

 ・地目(田・畑など)を確認

 ・隣接地の所有者や利用状況を調査

2. 売却先・譲渡先を検討

 ・近隣の農家さんに声をかける

 ・農業委員会に相談する

 ・場合によっては農地を農業法人などに売る方法も検討

3. 手続きの準備

 ・相続登記を済ませる(名義を相談者様に変更)

 ・農地法の許可申請を行う

 ・売買契約を締結


今回のケースでは、幸いにも近くで農地をお引き取り頂ける農家さんがいらっしゃり、スムーズにお譲りすることができました。また、一部の農地については、転用が可能だったため、弊社で買取させていただくことになりました。


「農地を手放すのは寂しいけれど、しっかり活用してもらえるなら安心です。」


と、ご相談者様もホッとされたご様子でした。


農地をどうするか悩んでいる方へ


農家を継ぐ方がいない場合、「農地をどうするか」は多くの方が直面する問題です。売却や貸し出しのほか、国や自治体の制度を利用できる場合もあります。


丹波篠山市周辺で農地の整理や売却についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。転用可能な農地については、弊社での買取も可能です。できるだけスムーズに手続きを進められるよう、お手伝いさせていただきます!ぜひ一度、マツオ不動産にご相談くださいませ。

農地
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