
マイホームを購入するとき、多くの方が住宅ローンを組みますよね。でも、家を買ったらそれで終わりではありません! 実は、住宅ローン以外にもいろいろな費用がかかるんです。せっかくの夢のマイホーム、想定外の出費で困らないように、どんなお金が必要になるのかチェックしていきましょう!
1. 固定資産税・都市計画税
マイホームを手に入れると、「固定資産税」と「都市計画税」を毎年支払う必要があります。
• 固定資産税 … 土地や建物の価値に応じて毎年かかる税金
• 都市計画税 … 市町村によって課税される、街づくりのための税金
新築の場合は、固定資産税の軽減措置があるので、最初の数年は少し安くなります。でも、一定期間が過ぎると通常の税額になるので、忘れずに準備しておきましょう!
2. 火災保険・地震保険
住宅ローンを組むときに火災保険はほぼ必須ですが、購入後も保険料の支払いが続きます。地震が多い日本では、地震保険の加入もおすすめです。
• 火災保険 … 火災や台風などの災害による損害をカバー
• 地震保険 … 地震・津波による被害を補償(単独では加入できず、火災保険とセット)
保険の更新時期や補償内容を定期的に見直して、無駄なく、しっかりとした保障を確保しましょう。
3. 修繕・メンテナンス費用
家は住んでいるうちに劣化していきます。長く快適に住むためには、定期的な修繕やメンテナンスが必要です。
主なメンテナンス費用の例
• 外壁や屋根の塗装(約10〜15年ごと)
• 給湯器の交換(約10〜15年ごと)
• 水回り(キッチン・お風呂・トイレ)の修理やリフォーム
特に、築10年を超えると修繕が必要になることが増えてくるので、毎月少しずつ積み立てておくと安心です!
4. 住宅ローン以外のローン(リフォーム・家具・家電など)
新築や中古住宅を購入したあと、リフォームや家具・家電の購入で思わぬ出費が発生することも。
• 収納やカーポートの設置
• エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの大型家電
• ソファやダイニングセットなどの家具
最初からすべて揃えると大きな負担になるので、無理のない計画を立てましょう。
5. 管理費・修繕積立金(マンションの場合)
マンションを購入した場合は、管理費や修繕積立金が毎月かかります。
• 管理費 … 共用部分の維持管理(エレベーター・廊下・清掃など)
• 修繕積立金 … 将来の大規模修繕のための積み立て
築年数が経つと修繕積立金が値上がりすることもあるので、将来の負担も考えておくと安心です。
6. 近隣付き合い・自治会費
地域によっては、自治会や町内会への加入が必要な場合もあります。
• 自治会費 … ゴミステーションの維持や地域イベントの運営費
• 町内会の活動費 … お祭り、防犯対策、清掃活動など
金額は地域によって異なりますが、月500〜1,000円程度のところが多いです。購入前に確認しておきましょう。
まとめ
マイホーム購入後には、住宅ローン以外にもいろいろな費用がかかります。
✅ 固定資産税・都市計画税(毎年支払う)
✅ 火災保険・地震保険(災害対策)
✅ 修繕・メンテナンス費用(長く住むための備え)
✅ 家具・家電・リフォーム費用(最初にかかることが多い)
✅ 管理費・修繕積立金(マンション購入の場合)
✅ 自治会費や町内会費(地域による)
これらの費用も考慮して、計画的にマイホームライフを楽しみましょう!