親から相続した農地、売りたい!売れるの? 〜農地の売却方法や手続きについてやさしく解説〜

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2025年03月13日

親から相続した農地、売りたい!売れるの? 〜農地の売却方法や手続きについてやさしく解説〜

親から相続した農地、売りたい!売れるの

親から相続した農地を売りたいけれど、 「農地ってそもそも売れるの?」 「普通の土地と何が違うの?」 と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?


実は、 農地はそのままでは簡単に売れません。

農地を売却するには、特別な手続きが必要なんです。


この記事では、 農地の売却方法や手続き についてやさしく解説します。



1. そもそも農地は自由に売れない?


普通の宅地(家が建っている土地)と違い、 農地は農地法 という法律で守られています。

農地を売却するには、 農業委員会 の許可が必要です。


これは 「農地を守るため」 に決められているルールで、勝手に売買して どんどん宅地に変わってしまうのを防ぐ 目的があります。


つまり、農地は そのままでは自由に売れない ということなんですね。



2. 農地を売却する3つの方法


農地を売る方法には、主に 3つの選択肢 があります。


 農地のまま売る(農家や法人に売却)


農地をそのまま売る場合、買主は 農業を続ける人(農家や農業法人) に限られます。

しかも、 農業委員会の許可が必要 なので、スムーズに進めるには 農地を探している農家 を見つけることが大切です。


【ポイント】

✅ 農業をする人にしか売れない

✅ 農業委員会の許可が必要

✅ 地元の農業委員会やJA、不動産会社に相談すると◎


 農地を「宅地」に変えて売る(転用して売却)


「農地としてではなく、住宅用地や駐車場として売りたい!」という場合は、 「農地転用」 の手続きをすればOK。


ただし、これも 農業委員会や都道府県知事の許可 が必要で、 すべての農地が転用できるわけではありません。


【ポイント】

✅ 住宅地や駐車場にできれば、売れる可能性が広がる!

✅ 農地転用には役所の許可が必要

✅ 転用しやすい農地・しにくい農地があるので要確認


 自治体や法人に買い取ってもらう(農地バンクなど)


最近は、農業をやめる人が増えているため、 「農地バンク」 という制度を使って、自治体や農業法人に貸したり売却したりできます。

自治体が農地を借りて、新しく農業を始める人に貸し出す仕組みです。


【ポイント】

✅ 自分で買主を探す手間が省ける

✅ すぐに売れるとは限らないが、農地の活用につながる

✅ 地元の市町村や農業委員会に相談!



3. 農地を売却する手続きの流れ


実際に農地を売却するときの 基本的な流れ は次の通りです。


① 売却できるか確認する

まずは その農地が売れる状態かどうか をチェック!

地元の 農業委員会や不動産会社 に相談すると、売却の見込みがわかります。


② 売却方法を決める(農地のまま or 転用)

農地のまま売るのか、宅地などに転用して売るのかを決めます。


③ 買主を探す

✅ 農地のまま売るなら → 農家や農業法人を探す

✅ 転用して売るなら → 一般の買主を探す


④ 許可を取得する(農業委員会・役所)

✅ 農地のまま売る → 農業委員会の許可

✅ 転用する → 農業委員会&都道府県の許可


⑤ 売買契約を結んで引き渡し

許可が下りたら、売買契約を結び、土地を引き渡します。



4. 農地売却のポイントと注意点


農地を売るときは、 「売れるまでに時間がかかる」 ことを知っておくのが大切です。


✅ すぐには売れない → 許可が必要だから時間がかかる

✅ 農地のまま売るなら → 買主が限られる

✅ 転用して売るなら → 許可のハードルがある


まずは 農業委員会や地元の不動産会社に相談 して、どんな売り方ができるのかを確認するのがオススメです!



まとめ:農地を売るには「許可」と「計画」が大事!


親から相続した農地を売るには、 農地法のルールに従うことが必要 です。


 農地のまま売るなら → 農業委員会の許可が必要

 転用して売るなら → さらに都道府県の許可が必要

 農地バンクなどを利用する方法もある


「この農地、売れるのかな?」と思ったら、 農業委員会や不動産会社に相談してみましょう!

計画的に進めることで、スムーズな売却ができますよ。


丹波篠山市内の農地の売却でお悩みの方は、マツオ不動産に相談してみてくださいね、ご連絡お待ちいたしております。

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