古い家を売る・買うときに気をつけたい耐震基準とは？

こんにちは！不動産に関する情報をお届けするマツオ不動産です

最近、「古い家を売りたい」「古い家を買ってリノベーションしたい」と考えている方が増えています。しかし、そんなときに気をつけたいのが 「耐震基準」 です。古い家は新しい家に比べて耐震性が低いことがあり、地震に対する備えが不十分なケースも。そこで今回は、 売るとき・買うときに知っておきたい耐震基準 について、やさしく解説します！

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1. 「旧耐震基準」と「新耐震基準」の違いとは？

家の耐震性を考えるうえで知っておきたいのが、 1981年（昭和56年）6月1日に耐震基準が大きく変わったことです。

• 旧耐震基準（1981年5月31日以前に建築確認を受けた建物）

→ 震度5強程度 の地震に耐えられることが基準

• 新耐震基準（1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物）

→ 震度6強～7程度 の地震でも倒壊しないことが基準

つまり、 1981年6月1日より前に建てられた家は、耐震性が不十分な可能性がある ということです。

また、 2000年（平成12年） にも耐震基準が改正され、より厳しい基準が適用されるようになりました。このため、 2000年以前の家を購入する場合も耐震性を確認した方が安心です。

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2. 古い家を売るときの耐震チェック

築年数が古い家を売る場合、 「この家は安全ですか？」 という買い手の不安を解消することが大切です。

✅ 耐震診断を受ける

1981年以前の家は、専門家による 耐震診断 を受けるのがおすすめ。自治体によっては 無料や補助金付きで診断が受けられる こともあるので、確認してみましょう！

✅ 耐震補強を検討する

診断の結果、耐震性が不十分な場合は、補強工事を行うと買い手にとって安心材料になります。補強工事には 補助金 が出る場合もあるので、活用できるかチェックしましょう。

✅ インスペクション（建物状況調査）を利用する

不動産の売却時には「インスペクション（建物状況調査）」を利用するのも一つの方法。耐震性だけでなく、劣化状況や修繕の必要性も確認できるので、買い手にとって安心感が増します。

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3. 古い家を買うときの耐震チェック

「古い家を買ってリノベーションしたい！」と考えている方も多いですが、その前に 耐震性をしっかり確認することが重要 です。

✅ 新耐震基準を満たしているか確認

購入を検討している家が 1981年以前の建物 の場合、 耐震診断の有無 や 耐震補強の履歴 を確認しましょう。

✅ 自治体の耐震補助制度を活用する

多くの自治体では、古い家の耐震補強に対する補助金制度があります。購入後に補強を考えている場合、補助金が使えるかチェックしてみましょう。

✅ リノベーション前提なら、耐震補強も視野に

築古物件を購入してリノベーションするなら、 耐震補強も一緒に計画 するのがベスト。後から補強するより、リノベーションと同時に工事する方が コストを抑えやすい です。

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4. まとめ：古い家の売買では「耐震性」をしっかり確認しよう！

古い家を売る・買うときは、 耐震基準をチェックすることがとても大切 です。

• 1981年以前の家は耐震性が低い可能性がある ので注意

• 売るときは耐震診断や補強工事を検討 すると買い手が安心

• 買うときは耐震補強の有無や補助金をチェック して賢く購入

安全で快適な住まいを手に入れるために、ぜひ耐震性に注目してみてくださいね！

不動産の売却・購入をお考えの方は、お気軽にマツオ不動産までご相談ください！