
家を買うときや売るときに、「この家、大丈夫かな?」と気になりますよね。そんなときに役立つのが 「インスペクション(建物状況調査)」 です!
インスペクションとは、専門の資格を持った建築士などが、家の劣化状況や不具合をチェックする調査のこと。日本では2018年から中古住宅の売買時にインスペクションを活用しやすくする制度が整えられました。
インスペクションでは何を調べるの?
主に、以下のようなポイントをチェックします。
✅ 構造上の問題がないか(基礎・柱・梁など)
✅ 雨漏りや水漏れがないか
✅ シロアリ被害がないか
✅ 外壁や屋根の劣化
✅ 給排水設備の状態
調査は目視や簡単な機器を使って行い、壁や床を壊すような大がかりな工事はしません。
インスペクションのメリットは?
✅ 買う側のメリット
• 安心して購入できる!
→ 購入後に「知らなかった…」というトラブルを防げる
• リフォーム計画が立てやすい!
→ 修理が必要な箇所を事前に把握できる
✅ 売る側のメリット
• 買主に安心感を与えられる!
→ 「ちゃんと調査済みですよ」と伝えられる
• トラブルを防げる!
→ 引き渡し後の「こんな不具合があるとは聞いていない!」を回避
インスペクションは義務なの?
現時点では 「義務」ではなく、希望者が依頼するもの」 です。ただし、中古住宅の売買では、「インスペクションを実施するかどうか」を契約前に説明することが義務づけられています。
インスペクションの費用は?
一般的な戸建て住宅の場合、5万円~7万円程度が目安です。調査の内容や業者によって異なるので、依頼前にしっかり確認しましょう!
まとめ
インスペクションは、中古住宅の売買で安心感を得るための調査です!
買う人も売る人も、トラブルを防ぐために活用すると良いですね。
もし「インスペクションをやるべき?」と迷ったら、不動産会社や専門家に相談してみましょう!