一般媒介契約とは? 不動産売却を始める前に知っておきたい基礎知識

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2024年11月29日

一般媒介契約とは? 不動産売却を始める前に知っておきたい基礎知識

こんにちは!今日は、不動産を売却する際に必要な「媒介契約」についてお話ししたいと思います。特に「一般媒介契約」について、分かりやすくご説明します。

そもそも媒介契約って何?

不動産を売りたいとき、多くの場合、不動産会社に手助けをお願いすることになります。このとき、不動産会社と結ぶのが「媒介契約」です。この契約を結ぶことで、不動産会社が購入希望者を探したり、契約手続きをサポートしたりしてくれるんです。

媒介契約には3つの種類がありますが、その中で「一般媒介契約」は自由度が高く、特に特徴的なんですよ。

一般媒介契約の特徴

一般媒介契約を選ぶと、売主さん(つまりあなた)にとって、こんなメリットがあります:
1. 複数の不動産会社と契約できる
一般媒介契約では、1社だけでなく、複数の不動産会社と同時に契約できます。これにより、より多くの購入希望者と出会える可能性が広がります。
2. 自分自身で買主を見つけることもOK
自分で知人やネットなどを通じて買主を探すことも可能です。不動産会社を通さずに直接契約を結ぶ場合、仲介手数料を節約できることも。
3. 専属義務がない
他の媒介契約(専任媒介契約や専属専任媒介契約)では、売主さんが直接買主を見つけても、不動産会社を通さなければならない場合があります。でも一般媒介契約なら、このような制約はありません。

注意点もあります

ただし、一般媒介契約にはいくつかの注意点もあります。
• 不動産会社の優先度が下がる可能性がある
他の会社と競争になるため、不動産会社があなたの物件を最優先で宣伝しない可能性があります。そのため、売却スピードが他の契約形態より遅くなる場合も。
• 状況の把握が大変
複数の会社に依頼する場合、それぞれの進捗状況を把握するのが少し手間です。また、売却価格や条件が会社ごとに異なると混乱しやすいので注意が必要です。

一般媒介契約はこんな人におすすめ!

• 自分でも積極的に買主を探したい人
• 複数の不動産会社に依頼して幅広く購入希望者を探したい人
• スピードよりも自分のペースで売却を進めたい人

まとめ


一般媒介契約は、自由度が高く、売主さんが主体的に動ける契約です。一方で、不動産会社にすべてを任せたい場合や早く売却したい場合には、他の契約形態(専任媒介契約や専属専任媒介契約)を検討する方がいいかもしれません。


自分の状況や希望に合った契約形態を選ぶことで、スムーズで満足のいく不動産売却を目指しましょう!

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