
マイホームを購入する際、「どれくらいの予算で考えればいいの?」と悩む方は多いですよね。
無理なローンを組んでしまうと、毎月の支払いが大変になり、せっかくのマイホームライフが苦しくなってしまうことも…。
そこで今回は、「マイホーム購入時の予算の決め方」について、やさしく解説していきます!
これから住宅購入を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1. まずは「無理なく支払える金額」を知ろう!
マイホーム購入の予算を決めるときに一番大切なのは、「無理なく支払える金額」を知ることです。
では、具体的にどうやって決めればいいのでしょうか?
① 毎月の返済額を考える
一般的に、「住宅ローンの返済額は手取り月収の30%以内」が理想と言われています。
例えば、手取り月収が30万円の場合…
✅ 30万円 × 30% = 9万円
つまり、毎月の住宅ローン返済額は9万円以内が目安になります。
ただし、生活費や教育費など他の支出もあるので、余裕をもった予算設定が大切です。
② 借りられる額ではなく、「返せる額」で考える
「銀行が貸してくれる額」=「自分が返せる額」ではありません!
銀行は年収や勤続年数などをもとに融資可能額を決めますが、それはあくまで「最大限借りられる額」です。
実際に無理なく返済できる金額を考え、ローンを組むようにしましょう。
2. 購入にかかる「総額」を把握しよう!
マイホームの購入費用は、「物件価格+諸費用」で成り立っています。
① 物件価格だけでなく「諸費用」も忘れずに!
住宅を購入するとき、物件価格だけでなく、以下のような「諸費用」がかかります。
✅ 住宅ローン関連費用(保証料、手数料 など)
✅ 登記費用(司法書士報酬 など)
✅ 火災保険料
✅ 引っ越し費用
✅ 家具・家電の購入費用
一般的に、物件価格の5~10%程度が諸費用として必要になります。
例えば、3,500万円の家を買う場合、諸費用は約175万~350万円かかる計算になります。
「物件価格ギリギリのローンを組んだら、諸費用が足りなくなった…」ということがないように注意しましょう!
3. 自己資金(頭金)はどれくらい必要?
住宅購入では、頭金をいくら用意するかも重要なポイントです。
① 頭金は「0円でもOK」だけど…
最近は、「頭金ゼロ」で住宅ローンを組むことも可能ですが、その分ローンの総額が増えるため、月々の支払いが重くなります。
② 頭金の目安は「物件価格の10%」
一般的に、頭金は物件価格の10%程度が理想とされています。
例えば、3,500万円の物件なら…
✅ 3,500万円 × 10% = 350万円
頭金をしっかり準備すれば、借入額が少なくなるので、月々の負担が軽くなる&総支払額が減るというメリットがあります。
ただし、無理して貯金を使いすぎると、いざという時の生活費が足りなくなる可能性も。
バランスを考えて、貯金とローンの割合を決めましょう!
4. まとめ 「無理のない予算」で理想のマイホームを!
マイホーム購入の予算を決めるときは、次のポイントを意識しましょう!
✅ 「毎月無理なく支払える金額」から予算を決める(目安は手取り月収の30%以内)
✅ 「借りられる額」ではなく、「返せる額」でローンを組む
✅ 物件価格だけでなく、諸費用も忘れずに計算する
✅ 頭金を準備すると、月々の負担が軽くなる(目安は物件価格の10%)
無理のない資金計画を立てて、安心してマイホーム購入を進めてくださいね!